Raspberry Piで組み込み系プログラマの気分を味わう

Raspberry Piという名前を聞いてピンとくる人は、Webプログラマーの中には少ないのかもしれません。

愛好家の中では「ラズパイ」と略されたりするのですが、これは多機能なマイコンボードです。

※twitterより引用

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)ってなに?

多機能ですが、その分性能は低く値段が安いPCみたいなものです。

GPIOピン(写真の左上トゲトゲしたやつ)を使ってハードを制御できるという点がとても有用なため、IoTデバイスを作る時にはテスト的にラズパイを使うことがよくあります。

最近僕も実際にRaspberry Pi 3 model B+を買ったのですが、Wi-fiもBluetoothもデフォルトでついていて、Wi-Fiにつなげるのがとっても簡単で驚きました。スマホをWi-Fiにつなぐ時と同じようにできます。

OSをダウンロードしたSDカードをこのマイコンボードに差し込んで、ディスプレイと繋げてGUIで操作しつつ電気工作ができたり、最近のモデルだとWi-FiもBlue-toothも最初から内臓されていたりとハイスペックです。

つまり組み込みプログラミングを体験することができます。

IoTデバイスの開発体験をするにはうってつけです。しかも、デフォルトでTensorFlowが入っています。良いセンスしてます。

ラズパイは研究にもよく使われている

実際、計算機科学系の研究論文でも結構つかわれています。

たとえばスマートロックのセキュリティを強化するための研究論文で使われていたりします。

暗号化とステガノグラフィのコンビネーションによるスマートロック・セキュリティの強化

arXivでコンピュータ・サイエンス系の論文を読んでいるとよく出てきます。さくっとIoTを作れる手軽さ、さまざまなことに対応できる柔軟さ、価格の安さなどが理由なのでしょう。

もともと教育用のPCとして開発されたそうです。きっとこれから小学生のプログラミング教育なんかにも使われることも増えてくるでしょうね。

もちろんIoTだけじゃなく、サーバーとしてラズパイを使ったりする人も結構います。でもセンサーを取り付けるのがとても簡単なので、IoTにとてもおすすめです。

まとめ

ということで、普段Webプログラマーとして社会人をやっている自分がこのラズパイに挑戦していこうと思っています。

超音波距離センサをつかったりとか、ほかのデバイスからラズパイにアクセスできるようにしたりとかいうのはさくっと実装できます。

「自分が書いたプログラムの通りに物理的な機械が動くというのが嬉しくてたまらない」というギークな素質を持つ人にはRaspberry Piを強くおすすめします。

所感

自分が作りたいものを作るために必要不可欠な知識がどんどん少なってきていますね。Web上には誰かの書いたコードがますます増えていくだろうし英語ができなくて公式ドキュメントを読むことができない人にとってとても便利です。Web上のコードが増えるスピードはまさにムーアなのではないでしょうか。

想像したものを最短で作れるように世界が最適化されていっているのを感じます。クラウドファンディングすごいですね、KickstarterとかIndiegogoとか。

クラウドファンディングで世界一周しようとしてる高校生をオリラジのあっちゃんが支持してるのを本を読んで知りました。一般的な家庭で育った人が富裕層になれる可能性は、いまのところ統計的にごく稀だそうですが、これからは違ってくるのかもしれません。まじめに人の言うことを聞いて生きてきたおじさんは肩身が狭い思いをしそうな世の中ですな。